FXのリスクとは?
投資をする時にリスクは気になりますよね。
事前に調べて知っておけば、安心してトレードできます。
FXのトレードをした時に、借金を背負うリスクがあるかということです。
各FX会社の口座開設時の説明に
「元本を超える損失が起こり得る」との表記があります。
気になるのは、元本を超える損失とは何かだと思います。
FXの場合、普通にトレードをしていて、自分の思惑と逆に値がどんどん進んでいき、マイナス額が広がってきたときには、マイナス額が一定のラインを超えると強制決済(ロスカット)になります。
この場合、入金額以上に損失が膨らむことはありません。
口座に少し、お金が残って強制決済(ロスカット)になります。
元本を超える損失が起こるのは、この強制決済(ロスカット)がきちんと発動しなかった時ということになります。
大きく分けて2つのパターンが考えられます。
1.システムが止まっているときの大きな値動き
週末の土日で世界規模の何か大きな事件やニュースなどがあった場合、為替は大きな影響を受けます。
大きな値動きがあっても、土日に決済されることはありません。
月曜日の朝一のレートが金曜日の最終のレートから大きく乖離してスタートする場合などには、強制決済されずに一気にマイナスが発生する可能性があります。
ようやく決済された時には、強制決済(ロスカット)の値を超えてマイナス(借金)が発生することになります。
また、システムトラブルで取引ができなくなってしまった場合には、強制決済ができませんので、ロスカット値を超えてしまい想定外の価格で決済されてしまう場合もあります。
2.営業中の予想を超える値動き
営業中の場合でも、あまりにも大きな値動きの場合には、動きが急激すぎてロスカットがついていけなくなり、約定価格が大きくずれてしまう場合もあります。
どちらも可能性がゼロではないのですが、あまりにも気にしすぎるとトレードができなくなってしまいます。
リスクを減らすためにはどうしたらいい?
口座に入っているお金が少なければ、早くロスカットがされるため損失が少なくて済むことになります。
大きく儲けている人でも、儲かった分はこまめに出金してリスクを減らしている人もいます。
資金に余裕を持ったトレードをしておいた方が安心ですね。
想定外のロスカットを受けないようにするには、自分でポジションごとにストップオーダーをだしておく必要があります。
お勧めの発注方法は、OCOです。
指値とストップオーダーを同時に注文する方法です。
利益と損失を限定して、トレードする方法です。
高レバレッジで取引をしない。
FXで借金をしたよりも、借金してFXをして負けた、の方が正確な方が多いのではないでしょうか。
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